子供たちの遊び場に危険なワナが。警察は違法にワナを仕掛けたベトナム国籍の男を逮捕、密漁した動物を販売目的で無許可で解体した容疑でも調べています。 今年7月、愛知県春日井市の山の中で地元住民が撮影した映像。そこにいたのは、違法に設置されたワナにかかり弱ったシカです。 撮影した住民: 「この辺はクワガタやカブトムシがいっぱいいる山なので、取りに行くと、知らずに子供の足が入っちゃうと…。サイズ(の制限)は12cm以内、このワナはでかい」
遊びに来た子供たちが、ケガをする大惨事にもなりかねない事態に。 地域住民: 「息子の小学校でも、(ワナに)挟まると危険だからそういった所に立ち寄らないようにと」 地域の回覧板にも、違法なワナの設置が付近で確認され、人間が踏むと骨折の恐れもあり絶対に近づかないよう注意喚起されました。 (リポート) 「容疑者のベトナム人は、山の奥でシカを捕獲していたということです」 警察に先月逮捕されたのは、ベトナム国籍のファン・ヴァン・ダオ容疑者(28)。今年7月15日ごろ、狩猟期間でないにもかかわらず、輪の直径が12cmよりも大きい違法な「くくりわな」を仕掛けるなどして、このニホンジカを捕獲した疑いが持たれています。
撮影した住民: 「これが違法ワナ。スプリングがポンっと飛び出て、木に引っ掛けといて、踏むとカシャンと足首にはまって逃げられなくなる」 ファン容疑者の特定のきっかけは、山林に落ちていたニホンジカの頭でした。 春日井署出川駐在所の稲山雅紀巡査長: 「明らかに鋭利な刃物で切った跡がありましたので、絶対に密猟しているだろうと」 さらに警察は14日、ファン容疑者を再逮捕。去年8月と今年3月ごろ、春日井市内の会社で、イノシシ2頭を食肉として販売する目的で刃物などを使って無許可で解体した食品衛生法違反の疑いが持たれています。
ファン容疑者は調べに対して「食肉として販売したことは間違いないが、許可がいることは知らなかった」と容疑を否認しています。 シカが捕獲された周辺では、ほかのベトナム人とみられる男も目撃されていて、警察が行方を追っています。


