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2025年上半期に押収された不正薬物の量は約2トン 名古屋税関は年末にかけて警戒を始める

12.04(木)14:59
海外からの不正薬物や危険物などを防ごうと、名古屋税関は、年末の特別警戒を2025年12月4日から始めました。
愛知県名古屋市内の施設では出陣式が行われ、名古屋税関の奈良井税関長が職員を前に、「年末に向けて、出入国する旅客機が増え、それに便乗した密輸事案が懸念される。取り締まり機器の積極的な活用と、マンパワーの投入により、取り締まりのパフォーマンスが最大限に発揮されることを期待している」などと訓示しました。
また、麻薬探知犬が海外から届いた荷物から不正薬物を見つけだすデモンストレーションや、X線による荷物の模擬検査の実演なども行われました。
名古屋税関によりますと、全国で、2025年の上半期に押収された不正薬物の量は約2.07トンと、前年同期より3割以上増加しています。名古屋税関は、人や物の動きが増える年末に向けて、警戒を強めています。
この年末特別警戒期間は2025年12月15日まで行われ、名古屋税関はフリーダイヤル「0120ー461ー961」などで情報提供を呼び掛けています。





