復旧には長期間かかる見通し　土砂の撤去作業が始まる　土砂崩れが起きた愛岐道路

岐阜県多治見市の愛岐道路で起きた土砂崩れで、2日朝から岩や土砂の撤去作業が始まりました。

　道路を管理する多治見土木事務所によりますと、11月30日に発生した土砂崩れで複数の巨大な岩などが落下し約20メートルに渡り道路を塞ぎました。

　1日、専門家らによる現地調査が行われ、土砂崩れの原因として岩の中の亀裂に雨水が入り込んで風化が進んだことや、近くに生えている植物の成長した根が亀裂を広げた可能性があるということです。

　現場では、2日朝から道路上の岩や土砂の撤去作業が始まりました。

　土木事務所は今後付近の斜面についても亀裂がないかなどを調査するとしていて、復旧には長期間かかる見通しだということです。