雨が降る中、開いたままの扉から見える店内。店の前には亡くなった人たちをしのび、多くの花束が手向けられていました。
9月5日、岐阜県本巣市のケーキ店「さんらいず」の店舗兼住宅から上がった激しい炎。火事により4人が亡くなりました。
店のオーナーの曽野さとみさんは病院で治療を受けていましたが、11日に熱傷性ショックで死亡しました。
同級生の男性:
「20年前、曽野さんが店を開いたときに、『オープンしたよ』という案内が来た」
曽野さんと中学校時代の同級生、合わせて10人が会合を開いていた中で起きた火事。
焼け跡から遺体で見つかったのは、2人の同級生でした。堀部真由美さんの死因は、急性一酸化炭素中毒。福田達哉さんは、腹を刺されたことによる失血死でした。
同級生の男性:
「目の前で刺されれば恐怖だし、避難した6人も相当ショックが大きいと思う」
店の中で何があったのでしょうか。
救助された人は警察に、「男性が人を刺してガソリンをまいた」と話しています。その“男性”とみられているのが、亡くなった4人のうちの1人、70歳の会社役員です。
男性は建物の中ではなく、駐車場に止めてあった車で見つかり、全身やけどを負ったことによる熱傷性ショックで搬送先の病院で死亡しました。
なぜ同級生ではない男性が会合の場に現れたのでしょうか。
複数の関係者によると、男性は曽野さんと親密な関係にあったとみられています。
2人を知る人:
「まわりの人はみんな(2人が)付き合っていたと思っていた。子どもや会社のことがあるので、『結婚はしない』と言っていた。でもいい関係というのは聞いている」
捜査関係者などによると、火事の前日を含め、これまでに複数回、店に訪れていたという男性。曽野さんとの間に、何らかのトラブルがあったのでしょうか。
警察は、70歳の男性が事件に関わっているとみて、殺人と放火の疑いで捜査を進めています。







