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逮捕容疑は傷害致死…母親の点滴にサプリを注入し死亡させた疑いの息子 医師らに対する“偽計業務妨害罪”で起訴
12.26(木)11:34
名古屋市内の病院で、入院中の母親の点滴にサプリメントを注入し死亡させたとして傷害致死の疑いで逮捕された男について、名古屋地検は12月25日、偽計業務妨害の罪で起訴しました。 起訴されたのは、名古屋市南区の無職・伊藤直行被告(62)です。 起訴状などによりますと、伊藤被告は2024年8月、名古屋市内の病院に入院していた母・晴代さん(85)の点滴ボトルに水で溶かしたサプリを注入し、混入した細菌による誤嚥性肺炎で死亡させたとして、12月4日に傷害致死の疑いで逮捕されました。 名古屋地検は傷害致死の容疑について処分保留としたうえで、サプリを注入したことによって医師や看護師らの業務を妨害したとして、25日、偽計業務妨害の罪で起訴しました。 伊藤被告は逮捕後の警察の調べに対し、「母親の体調を回復させようとしたが、なんで菌が入ったかはわからない」などと供述していました。