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釣り愛好家が大挙 自衛隊機の墜落事故で休業「入鹿池の貸しボート店」が4カ月半ぶりに営業再開

10.01(水)18:57
自衛隊機の墜落事故で休業していた愛知県犬山市の入鹿池の貸しボート店が、4カ月半ぶりに営業を再開し、初日から多くの客で賑わいました。
2025年5月14日、航空自衛隊のT-4練習機が犬山市の入鹿池に墜落し、隊員2人が死亡しました。この事故を受けて、入鹿池の貸しボート店は休業していましたが、水質や生息する魚への影響がないことが分かり、7店舗中5店舗が10月1日、4カ月半ぶりに営業を再開。早朝から営業再開を待ちわびていた多くの客が、ボート屋に詰めかけました。
埼玉から来た客:
「わざわざ埼玉から来ました。魚はかなり釣れる状態になっているのではと期待している」
千葉から来た客は:
「本当に皆さん再開を楽しみにしていたと思うのでうれしいが、人が多すぎるので釣りをするにはもう少し平日なので少ないと思った」
釣りのプロ・並木敏成さんの姿も
中には釣りのプロの姿も…
並木敏成さん:
「ワカサギも多くいる、ブラックバスも多くいるということで、多くの釣り人を楽しませる素晴らしい湖だと思う。入鹿池のバスフィッシングをもう一回盛り上げて、また多くの客に来てもらえるような姿をみせようと来た」
こちらの店舗では営業再開が決まってから予約が相次ぎ、10月1日はほぼ全てのボートが出払ったということです。
入鹿亭 生田園美さん:
「いつもの平日とは全然違います。本当にありがたい気持ちでいっぱいです」
ボートの出発時間の午前6時半には、桟橋やボートの上から黙とうを捧げ、約100隻が一斉に出発しました。
入鹿池ボート組合 中村直人組合長:
「一斉に船が出て行って、本当に安心した。残った時間の秋から冬にかけて、精一杯楽しんでほしい」