酷暑の影響は、子どもたちにも及んでいます。
愛知県大府市では、夏の大行事が急きょ中止に。既に荷物も準備万端だった出発直前の判断でした。
24日にキャッチが訪ねたのは、愛知県大府市の公立小学校に通う「ことさん」5年生。
2週間も前から荷物を準備。目的は、新城市での野外活動です。

大府市では半世紀ほど前から続く学校行事で、毎年小学5年生の夏休みに1泊2日のスケジュールで行われてきました。
キャンプファイヤーも楽しみだったという野外活動。ところが…。
母:
「21日に(学校から)連絡が入って中止っていうふうだったので、それを伝えたら(娘は)もう号泣みたいな」
娘:「もうやばい、なんていうんだろう。忘れ物がないか見ておこうと思って。ママから中止になったと聞いて悲しかった」
野外活動の2日前というタイミングで、お母さんのスマホに届いたのは、中止の連絡でした。原因は、暑さ。
大府市教育委員会・稲垣高志さん:
「週間予報で40℃を超える酷暑日が特に多くあったので、子どもたちの安全を優先して中止した」
去年のこの時期は、気温は上がっても34℃ほどだった新城。山間部は30℃ほどで過ごせていましたが、今年は予報があまりに高く、21日に開いた臨時の校長会で中止を決定したということです。

24日に野外教育センターで測ってみると、午前10時半の気温は33℃でした。一方、バンガローの中は…。
記者:
「宿泊施設ですが、手元の温度計は外とあまり変わらず31℃」
特に問題となったのが、バンガローの中の温度。
大府市教育委員会・稲垣高志さん:
「今週は熱帯夜が懸念されていまして、熱中症や寝苦しくなって寝られない子が増えてしまう」

クーラーがないバンガロー。これまでは、窓を開ければ寝られました。しかし、暑い今年は子どもたちが寝ている間に熱中症になるおそれがあると判断。午後3時ごろに行う、まきによる野外調理も危険性が高いとして中止したということです。
中止の対象となったのは、大府市のすべての公立小学校。影響は、5年生950人に及んでいます。

中には、出発前日に中止が発表された学校も。
大府市立共和西小学校・倉永直樹校長:
「子どもたちが事前に準備や練習を重ねていたし期待感が大きかったので、子どもたちには大変申し訳ない」
野外活動の突然の中止。教育委員会は想定を超える暑さでやむを得なかったといいます。
大府市教育委員会・稲垣高志さん:
「学校側としても、子どもの安全を第一に考えてもらっているのでやむを得ない」





