断水で歯磨きをためらう高齢者も 能登半島地震での教訓から学ぶ肺炎を防ぐための「水を使わない口腔ケア」

最大震度7を観測した熊本地震の本震から4月16日で10年です。この地震では、278人が犠牲となりました。このうち、約8割を占めたのが避難生活を送るなかで病気などで亡くなる「災害関連死」でした。「災害関連死」を防ぐために、実は「口のケア」が大切になります。

4月16日、名古屋・栄に登場した1台の車。側面をみると、「歯とお口のサポートカー」と書かれています。車内に積まれていたこちらの箱をあけてみると、歯を治療するためのセットがありました。愛知県歯科医師会が導入したこの車、歯の治療設備を搭載していて、今回で6代目です。

愛知県歯科医師会 冨田健嗣理事:
「災害時はもちろんだが、平時に歯医者さんが少ないところでも巡回診療や、障がい者の施設の健診診療でも活用できれば」県歯科医師会は、災害時に歯磨きができず、口のケアが不足すると災害関連死につながりかねないと指摘していて、この車を災害時に稼働させていきたいとしています」

実際に2024年の能登半島地震の被災地で活動した歯科医師は。

歯科医師 岩瀬大輔さん:
「(被災地は)断水しているところがほとんど。年配の人に聞くと、水が出ないので歯磨きに水を使うのは申し訳ない人が多かったので、そうではないですよと指導してきた」

県歯科医師会から石川県志賀町に派遣された岩瀬大輔さん。断水で歯磨きをためらう高齢者が多かったといいます。

歯科医師 岩瀬大輔さん:
「災害関連死といわれる「口の中が汚れているとそれを一緒に飲み込んで、肺に行くと肺炎になる。免疫が弱っている年配の人は肺炎になって、避難所のストレスが重なって、肺炎になって亡くなる人が多い」

こうした災害関連死を防ぐために、水を使わずに口の中をきれいにする方法があります。

歯科医師 岩瀬大輔さん:
「(ウエットティッシュを)指に巻いて磨く、歯ブラシがなくてもできる。こういう感じで歯ブラシと一緒に指で磨く」

そして、日ごろのケアの大切さも訴えます。

歯科医師 岩瀬大輔さん:
「日ごろから、口の中をきれいにしておく。被災して初めて口の中をきれいにしないかんではなく、災害関連死を防ぐためにも日ごろからの口腔ケアが大事になる」

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