2026年4月から、2,000品目を超える食品が値上げとなります。買い物客からは、「もうついていけない」と嘆きの声が上がっています。
4月から2,000品目以上の商品が値上がり
帝国データバンクによると、4月から2,000品目を超える商品が値上がりします。値上がり品目が1,000品目を超えるのは、5か月ぶり。調味料や酒類が値上げとなります。

名古屋市中村区の『サンエース亀島店』では、2026年4月1日から多くの商品が値上げ予定だといいます。
サンエース亀島店 宮下裕基店長:
「今回どの家庭でも使うサラダ油などが値上げですので『(この商品は)値上げ予定なの?』という問い合わせはあります」

久しぶりの大幅な値上げに買い物客からは、「高くなってますよね、耐えるのが大変です」、「もうついていけないですね、値上げのスピードに」、「頑張って安いので抑えようとしても、2,000円とかいっちゃう」など嘆きの声が。
今回の値上げについて、店側では仕入れ先と交渉するなど、努力していますが、値上げをせざるを得ない状況だといいます。

サンエース亀島店 宮下店長:
「5~10%の上げ幅があるんですけど、今のご時世10%の値上げで、私たちにとってかなり厳しいところがあります。取引先と交渉という部分もありまして、お互いの落としどころを見つけて、できる限りお互いの作業負担が増えないように努めております」
物価が高止まりする中、さらに家計には厳しい春となりそうです。
長い間、値上げが続く理由とは?
4月から値上げが発表されている商品の一部をみていきます。
「味の素」は、家庭用のピュアセレクトマヨネーズなど6~10%値上げします。日清食品は「チキンラーメン」などの袋麺、カップヌードルなどのカップ麺を5~11%値上げ。また、一部の袋麺は値上げだけでなく、内容量も減らすといいます。
そのほか、ハウス食品のマカロニ付きグラタンソースや食用油なども値上がりします。どの企業も値上げの理由について、人件費や物流費などの高騰を挙げています。

なぜ、値上げが続いているのでしょうか。三菱UFJリサーチ&コンサルティングの藤田隼平主任研究員に聞いてみました。
藤田主任研究員によると、値上げ局面に入ったのは、2022年からということですが、最初の頃と今では、値上げの理由が変わってきているといいます。
最初の頃は、“外的要因”。円安や輸入する原材料の高騰など、海外との関係で値上げが行われました。
しかし、今は“内的要因”が理由。賃上げによる人件費高騰、物流コストの増加など、日本国内の要因で値上げをするようになったため、長い間、値上げ傾向が続いているといいます。
さらに今後は、“外的要因”による値上げも予想されるそう。その理由には、混乱が続く中東情勢。今、ガソリンの急激な値上がりなども起こっており、この影響でさらなる値上げの可能性もあるということでした。
食品だけでなく、補助金が打ち切りになる関係で、光熱費も値上がりの兆し。今後の中東情勢によっては、まだまだ値上げは続きそうです。


