警察官を名乗る男に「資金調査のため」などと言われ、愛知県尾張旭市の80代の男性が現金約1億6500万円をだまし取られました。

警察によりますと、今年3月中旬ごろ、尾張旭市の80代の男性に「口座が犯罪に利用されている」などと警察官を名乗る男から電話がありました。
その後、誘導されたLINEのビデオ通話などで警察官や検察官を名乗る男から「あなたは捜査対象となっていて資金調査が必要。終われば預けた現金は返ってくる」などと言われ、男性は6月21日までの間、13回にわたって現金約1億6500万円を自宅を訪れた金融庁職員を名乗る男に手渡し、だまし取られたということです。
先月30日、男性から「口座が凍結されている」という相談を受けた警察が口座を調べたところ、男性が1億6500万円を引き出していたことから事情を聴き、被害が発覚しました。
また、凍結された口座は、他の地域で発生した特殊詐欺事件の被害金が振り込まれていたということです。
警察は「警察がLINEで連絡することはなく、警察から電話があった際は一人で判断せず、家族や警察署に相談してほしい」と呼びかけています。


