藤井聡太七冠 激戦の末敗れる タイトル防衛と３連覇は持ち越し　将棋・名人戦第４局

将棋の名人戦・第４局で、防衛に王手をかけていた藤井聡太七冠が敗れ、戦績は３勝１敗となりました。

名人戦七番勝負の第４局は１７日から大分県の宇佐神宮で行われ、藤井聡太七冠に名人戦初挑戦の永瀬拓矢九段が挑みました。

　　　　　

藤井七冠がここまで３連勝でタイトル防衛と３連覇に王手をかけていましたが、千日手からの指し直し局で持ち時間を互いに使いきり、形勢が大きく揺れ動く激戦となり１４１手で藤井七冠が投了、永瀬九段が初勝利を収めました。

　　　　　　　　

■藤井聡太七冠

「読みの精度がかなり足りなかったかなという気がしています」

名人戦の第５局は今月２９日から茨城県古河市で行われます。