病気等の子供や家族に充実した時間を…『こどもホスピス』開設目指すシンポジウム 売上が活動資金となるTシャツ等販売

　病気や障害を持つ子供やその家族が充実した時間を過ごせる施設の開設を目指す、NPO「愛知こどもホスピスプロジェクト」の設立2周年を記念するイベントが2025年4月29日、名古屋で開かれました。 　大阪で日本初のこどもホスピスを運営する、多田羅竜平(ただら・りょうへい)さんが施設の現状を報告し、会場では売り上げが活動資金となるTシャツやレモネードなどが販売されました。 TSURUMIこどもホスピスの多田羅竜平常務理事： 「『この子は生まれてきて幸せだと思ったことがあるでしょうか』と言われて、『ありますよ』と僕はその時に言えなかったです。そういった子供たちの幸せを誰かが担わなくていいのだろうかと」