新着
北アルプス・笠ヶ岳で「馬の雪形」現る 残雪が馬の形に見え古くから”農作業の目安”に

04.30(水)12:16
岐阜県高山市の北アルプス・笠ヶ岳では残雪が馬の形に見える「馬の雪形」が現れました。
標高2898メートルの笠ヶ岳では、冬の間降り積もった雪が徐々にとけています。
そして山の西側に、残雪が馬の形に見える「馬の雪形」が現れました。
笠ヶ岳を望む地元の農家では古くから、この「馬の雪形」が現れると、農作業を始める目安とされてきました。
今年は雪が多かったものの気温の高い日が続いたこともあり、例年より少し早い今月20日ごろには、「馬の雪形」が確認できるようになったということです。
山肌に浮かび上がる「馬の雪形」を背景にしてふもとでは遅咲きの桜が咲き、美しい風景が楽しめます。
この笠ヶ岳の「馬の雪形」はあと1週間ほど楽しめそうだということです。