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黄色い花を咲かせる希少種「イワタイゲキ」が見頃 三重・熊野市

04.30(水)07:55
三重県熊野市の海岸で、黄色い花を咲かせる希少種「イワタイゲキ」が見頃を迎えています。
「イワタイゲキ」はトウダイグサ科の多年草で海岸の岩場の割れ目に茎を伸ばし、4月から6月に菜の花に似た黄色い花を咲かせます。
県内では鳥羽市から熊野市まで、数少ない限られた海岸でしか確認されていない希少種で、三重県の定める準絶滅危惧種に指定されています。
熊野市の井内浦海岸では、約100株のイワタイゲキが熊野灘の潮風に揺れながら、波が打ち寄せる岩場で咲いています。
今年は例年通りの4月上旬から花が咲き始めたということで県内での群生地が年々減少していることから、一目見ようと訪れる人も多いということです。
「イワタイゲキ」の花は5月中旬まで楽しめます。