アジア競技大会でスカッシュの会場となっている、名古屋市港区にある「名古屋金城ふ頭アリーナ」。11日の夜、「メインアリーナ」の観客席の天井の一部が落下しているのが見つかりました。
愛知・名古屋を中心に開催が迫る、アジア競技大会。
その会場のひとつが予定通りに使用できるのか、暗雲が立ち込めています。
「アジア競技大会でスカッシュの会場となっていますが、天井の一部が落下したことが分かり、施設の利用が現在中止となっています」(記者)
現場は、港区にある「名古屋金城ふ頭アリーナ」です。
名古屋市によりますと、11日の夜、「メインアリーナ」の観客席の天井に設置された断熱材の一部がはがれ、作業用通路に落下しているのが見つかりました。
落下した断熱材は、長さ約3m60cm、幅50cm、厚さ2.5cmほどのもの。
幸い、けが人はいませんでした。
断熱材は、屋根から漏れたとみられる水を含んだ状態だったといいます。
「原因は調査しているところで、まだ特定できていない。水分を含んで崩落したところから広がっているのかは確認できない」(名古屋市 スポーツ戦略課 稲垣亮二課長)
アジア大会に間に合うのか
名古屋金城ふ頭アリーナは、9月に開幕するアジア大会でスカッシュの会場となっています。
14日から、そのテストと位置付けられていた別の大会が予定されていましたが、急遽、中止に。
アジア大会の盛り上がりに期待する人からは、心配の声があがっています。
「こんな立派な会場なので、(アジア大会で)使われるといいな」(街の人)
名古屋金城ふ頭アリーナは、2008年に完成。
おととしから去年にかけて、アジア大会に向けた改修が進められ、今年1月にリニューアルオープンしたばかりでした。
開幕まであと4カ月。
果たして、アジア大会に間に合うのでしょうか。
「選手・関係者・来場者の安全性が確保されていないと、施設の再開はできない。そこに向けてできることを、しっかり努めていく。原因の特定と対処にどれだけの期間がかかるのか、現在わかっていないので、それ以上のことは言えない」(稲垣課長)


