空き家に侵入し、時価10万円相当の刀などを盗んだ疑い　男を逮捕　愛知・刈谷市

愛知県刈谷市の空き家に侵入し、時価10万円相当の刀などを盗んだとして、近所に住む自営業の男が、9日、逮捕されました。

窃盗などの疑いで逮捕されたのは、刈谷市に住む自営業・石川将之 容疑者（29）です。

警察によりますと、石川容疑者は、去年11月下旬、自宅から500メートルほど離れた空き家に侵入し、時価10万円相当の刀や、金庫などを盗んだ疑いが持たれています。

以前、この空き家に住んでいた女性が、家の整理のために立ち寄ったところ、裏口のドアガラスが割られて刀などが盗まれていることに気付き、警察に通報しました。石川容疑者と女性の間に、面識はないということです。

石川容疑者は別の住宅に侵入したとして、先月すでに逮捕されていて、その後の捜査で、今回の容疑が浮上しました。

調べに対し、石川容疑者は黙秘しているということです。刈谷市内では、空き家や民家への侵入被害が相次いでいて、警察は石川容疑者が、去年1月以降、少なくとも15件に関与しているとみて調べを進めています。