帝国データバンクは、7月の愛知県内における企業の倒産状況をまとめた「愛知県企業倒産集計」の結果を公表しました。
同社によると、倒産件数は68件で前年同月比6.8%減、前月比16.0%減で、ともに減少しましたが、今年2番目の高水準となっています。
負債総額は118億7800万円で前年同月比77.3%増、前月比51.5%増となり、婦人・子供服の外注製造を行っていた「カフカ」(負債60億4500万円)の大型倒産が総額を押し上げる要因となりました。
業種別では「建設」が17件で最多、「小売」は15件で前月より減少したものの高水準で推移しています。主因別では「販売不振」が49件と大半を占め、引き続き「不況型倒産」が際立つ結果となりました。
企業規模では、資本金1000万円未満(個人経営含む)が44件で全体の64.7%、従業員数10人未満が59件で全体の86.8%を占めています。
同社は「若く体力の乏しい企業および、長年変革ができない業歴の長い企業の倒産が多い」と分析。今後の見通しとして、物価高の中で価格転嫁が進まず、人件費増加や金利上昇により、企業体力が徐々に奪われる展開が予想されるとしています。
2026年7月「愛知県企業倒産集計」






