春の行楽シーズンのいま、レンタカーでお出かけする人も多いのではないでしょうか。知っていないとトラブルに発展するかもしれない、車を借りる際の注意点について専門家に聞きました。
以前、SNSでこんな投稿が“炎上”しました。
「極小の飛び石があり、レンタカー会社から8万8000円を請求されました」
レンタカーの運営会社によりますと、契約者が免責補償に加入していなかったことから、2カ所の傷の修理代金と修理期間中の休業補償金を請求したといいます。
その後、SNSでの投稿などを受けて事実関係を調査した結果、「慎重な判断を要する事案であった」として請求を取り下げ、返金したと発表しました。
レンタカーやカーシェアをめぐるトラブルは増加傾向にあり、国民生活センターに寄せられた相談は、2025年度は2月末までで702件。
過去10年で最も多くなっています。
レンタカーを借りる際、どこを注意してる?

レンタカーを借りる際、みなさんは何に注意しているのでしょうか?
名古屋・栄で聞きました。
「どこで借りるかとか、評判のいいところを調べて、一緒に行く友人とも相談して『ここなら大丈夫かな』と決める」
10年ほど前に、車の傷を指摘されたという人も――。
「これぶつけたんじゃないのと言われたことがある。ドラレコなどもなかった時代なので」
Q.その時はどうした?
「その時は、まあまあという感じでうやむやに終わった」
借りる時に気を付ける3つのポイント

春休みでおでかけをする人も増える季節ですが――。
実際にレンタカーを借りる時に、どんなことに気を付けたらいいのでしょうか。
トータルマネーコンサルタントの新井智美さんによると、気を付けるべき3つのポイントがあるといいます。
「まずは借りる車のチェック。今の車の状態がどうなのか、どこまで補償されるのかをきちんと確認して、契約書の内容をきちんと読み込むこと」(新井さん)
「写真や動画で撮影することが大事」

新井さんは、車のチェックは写真や動画で撮影することが大事だといいます。
「とくに見ておきたいのは、車周りの小傷・ホイールの傷。ドアあたりの小傷など見づらい所の傷も、一回り全部チェックするのがいい」
「外部の傷だけでなく、エンジンから変な音がするとか、ブレーキがちょっとおかしいとか、乗り始めの感覚をきちんと確認するといい」
「最近の車は、フロントガラスにセンサーがついていて、ちょっとした飛び石でも窓を全部交換しないといけないこともある。(補償範囲を)納得したうえで借りるのが大事」
返却時も注意を

レンタカーを返す時も、注意が必要です。
夜や雨だと車についた傷を確認しきれない場合があり、後から傷が見つかって請求される可能性もあります。
楽しい行楽が嫌な思い出にならないように、気を付けて確認することが大切です。


