3人死亡の土砂崩れ 大量の雨水などが地表の土砂に混ざり“土石流”となって流れ落ちたか 調査結果を発表 愛知・蒲郡市

去年8月、愛知県蒲郡市で3人が死亡した土砂崩れの原因について、30日に調査結果が発表されました。

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去年8月に蒲郡市竹谷町で起きた土砂崩れは、家族5人が暮らす住宅を巻き込み70代の夫婦と30代の息子のあわせて3人が死亡しました。

県が30日に公表した調査結果によりますと、現場周辺は花崗岩（かこうがん）が風化し水を含むと崩れやすい「まさ土」と呼ばれる地質で、樹木が立ったまま山から押し流されていました。

これらの状況などから台風10号の接近で降った大量の雨水などが、地表の土砂に混ざり、土石流となって斜面を高速で流れ落ちたと考えられると発表しました。

また、現場付近の地下を通る豊川用水の支線については、今回の土砂崩れとは関連がないと結論づけました。