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「給湯管が腐ってきているので交換したほうがいい」 給湯管工事で詐欺未遂か 男2人を逮捕

07.16(水)02:05
名古屋市昭和区の住宅で、73歳の女性に対し、「給湯管が腐ってきているので交換したほうがいい」などとウソを言い、現金50万円をだましとろうとしたなどとして、男2人が再逮捕されました。
詐欺未遂などの疑いで再逮捕されたのは、リフォーム工事会社「暮らしワン」の代表、梅木智晶容疑者(34)と、自営業の黒坂陽介容疑者(27)です。
警察によりますと、2人は、去年11月、昭和区に住む、73歳の女性の家を訪問し、「台所の床下の給湯管が腐ってきているので交換したほうがいい」などとウソを言い、給湯管の交換工事の名目で、現金50万円をだましとろうとしたなどの疑いがもたれています。
事件をめぐっては、梅木容疑者の弟の梅木涼太容疑者(26)も、詐欺未遂などの疑いで逮捕されていて、警察は、3人の認否を明らかにしていません。
この会社は、おととし6月から今年2月までの間、名古屋市内を中心に、217件の契約があり、1億円以上を売り上げていましたが、契約者は、34歳から97歳までで、このうち、6割以上が、80歳以上の高齢者だったということです。
警察は、3人が、高齢者をねらい、同様の犯行を繰り返していた疑いがあるとみて、“トクリュウ”とのつながりを含め、実態解明を進めています。