タクシーと現金奪い 運転手にけが負わせた疑いで男（42）を逮捕 名古屋・中村区

　名古屋市中村区で今年5月、タクシーと現金を奪い、運転手にけがを負わせたとして42歳の男が逮捕されました。

　強盗致傷の疑いで逮捕されたのは、住居不定・無職の熊谷大介容疑者（42）です。

　警察によりますと、熊谷容疑者は今年5月、中村区の路上で、エンジンをかけたままのタクシーに乗り込みました。

　熊谷容疑者は、タクシー1台と車内にあった現金およそ2万7千円を盗んだ上、タクシーを急発進させて、戻ってきた運転手の男性（50）を引きずって転倒させ膝に全治およそ1ヵ月のけがをさせた疑いがもたれています。

　警察の調べに対し、熊谷容疑者は「分からないです」と容疑を否認しています。奪われたタクシーは事件当日、現場から約700ｍ離れた場所で見つかりました。

　警察は、タクシーに搭載されていたドライブレコーダーの映像の解析などから熊谷容疑者を割り出しました。

　警察が当時の状況を詳しく調べています。