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父親をナイフで刺して殺害した罪 男に懲役12年の判決 津地裁「突然刺される無念は計り知れない」
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02.26(水)19:14
父親をナイフで刺して殺害した罪に問われた男に、懲役12年の判決です。
起訴状などによりますと、三重県津市の無職猪又篤被告(49)は去年3月、自宅で父親の弘一さん(当時79歳)の首や胸をナイフで刺して殺害した罪に問われています。
猪又被告は初公判で起訴内容を認め、検察側は懲役15年を求刑し、弁護側は懲役6年が相当と主張していました。
26日の判決で津地裁は「被告は右半身が不自由で、父と2人で暮らすようになって、言いつけを守ってくれない不満や怒りを募らせていった」「買ってこないよう再三頼んでいた弁当を父が買ってきたことを知り怒りの気持ちがさらに高まった」「面倒を見ている息子に突然刺される無念は計り知れない」として、懲役12年を言い渡しました。