
新着
松阪市の山で遭難…三重県警の56歳警視が死亡 警察は注意喚起「冬山は撤退する勇気を」

02.27(木)01:44
三重県松阪市の山で遭難していた三重県警の警視の男性が26日、心肺停止の状態で発見され、その後死亡しました。

警察によりますと、津市に住む三重県警察本部・地域課の警視の男性(56)は、24日に登山に出かけたまま行方不明になっていました。
26日は、警察や消防などが約30人態勢で捜索していましたが、午後0時半ごろ、松阪市の赤ゾレ山の山頂から東に約1kmほどの登山道で心肺停止の状態で倒れているのが発見されました。
目立った外傷などはなく、その後、死亡が確認されました。
死因は低体温症とみられています。
警視が所属していた地域課の次長は、冬山に登る人に対し、「気象状況をよく確認したうえで、自分の体力を冷静に判断し撤退する勇気を持ってほしい」などと注意を呼び掛けています。