三重県名張市安部田の山あいにある盛り土。県によりますと、前の所有者が県の許可を得ず2回に分けて約1万7900立方メートルの土を運び入れたということです。
崩落すればふもとにある国道や民家に土砂が流入するおそれがあるほか、すでに2024年にのり面の一部が崩落していて、県は所有者に対し、再三にわたり盛り土を撤去するよう行政指導を行ってきましたが、十分な措置は取られませんでした。
21日、行政代執行に踏み切った県は土砂の撤去や排水施設を設置していくための工事を始めました。費用は2億7700万円で工事終了後に所有者に請求されます。
この行政代執行は、2021年に静岡県熱海市で発生し28人が犠牲となった土石流災害をきっかけにできた盛土規制法に基づくもので、三重県内では初めてとなります。
三重県伊賀建設事務所 冨永大介 所長:
「1日も早く工事を完成させ、地域の安全安心につなげたい」
工事は2027年3月末に終了する予定です。


