
食中毒疑いのホテル 調査の結果原因の菌などは特定されず 営業再開へ 三重・志摩市

07.02(水)16:17
伊勢志摩サミットの会場として知られる三重県の志摩観光ホテルのレストランで食事をした客が体調不良を訴えていた問題で、保健所の調査の結果、ホテルは食中毒とは断定されなかったと発表しました。
3日から営業を休止していたレストランを再開するということです。
志摩観光ホテルによりますと、先月6日から8日にかけてホテル内の2つのレストランを利用したあわせて22人が体調不良を訴え、保健所が食中毒の疑いで調査していました。
その結果、原因となる菌や食材の特定には至らず、食中毒と断定はされなかったということです。
結果を受けて、ホテルは先月9日から休業していたレストランの営業を3日から再開するということです。
ホテルは、保健所の指導のもと衛生講習会のほか、手洗い設備の改善などを実施し、「従業員への安全衛生教育やレストランなどの清掃・消毒の徹底に努め、食の安心・安全の確保に全力で取り組んでまいります」とコメントしています。