
アジア大会のボランティアに「身に覚えがない登録をされた」新たに3件の申し出 市議会の複数会派が“ノルマ”

06.02(月)21:12

名古屋市議がアジア大会のボランティアに市民を無断で登録していた問題で、新たに3人から「身に覚えがない登録をされた」という申し出があったことがわかりました。 2026年に開かれるアジア大会のボランティアをめぐっては、名古屋市の上園晋介前副議長が、以前名刺交換した26人を無断で登録していたことが明らかになり、2025年5月27日、副議長を辞職しています。 広沢市長は6月2日の会見で、上園市議の26人以外に新たに3人から「身に覚えがないボランティアの登録をされた」という連絡が市に寄せられたと明らかにしました。 広沢名古屋市長: 「3件については、あまり詳細は差し控えたいと思います。(各市議や団体に対して)全員に意思が本当にありますかという確認をお願いする段階でございますので、まとまった時点で数週間かかりますけれども、そこで発表したい」 市議会の複数の会派が各市議に30人ずつのボランティア集めのノルマを課していて、市は今週中にも市議らが取りまとめたボランティアを対象に、参加意志の確認調査を始めるとしています。