暑くなるこれからの季節。熱中症に注意が必要ですが、実は熱中症は目にも影響を与えるそうなんです。
【写真を見る】白内障リスク 熱中症になった人は“2倍”に 「目のレンズ温度上昇→タンパク質変性→修復できず」 研究で明らかに 名古屋工業大学・金沢医科大学
5月13日に発表されたのが、名古屋工業大学と金沢医科大学の研究成果。注目したのが「熱中症」と「白内障」の関係です。
熱中症になった人 白内障の“リスク2倍”に
研究では、2010年から14年間の全国の保険加入者246万人のデータを調査。
熱中症にかかったことがある2万7285人のうち、932人が白内障と診断されていました。
この白内障発症リスクは、熱中症になったことがない人と比べると約2倍高かったということです。
(名古屋工業大学 平田晃正教授)
「目のレンズ内温度が上昇したことでタンパク質が変性して、それが十分に修復できていないから白内障につながるのではと思う」
白内障発症リスク 高くなかった30代で“強い関連”
近年、増えている「暑い夏」に欠かせない熱中症対策は、長期的には目の健康にも役立つ可能性があるというのです。
研究では、これまで白内障発症リスクが高いとみなされていなかった30代で強い関連が見られたということです。
“目を冷やす”方法の研究も
(平田教授)
「将来のリスクが高まる結果なので、健康だからと無理をせずに熱中症対策に努めてほしい」
名古屋工業大学は今後、熱中症になったとき目を冷やす方法の研究も進める考えです。


