記録的な大雨被害うけ、市管理の駐車場を安価で貸し出しへ 　申し込みは12月11日まで　三重・四日市市

三重県四日市市では、2025年9月の記録的な大雨で、地下駐車場の「くすの木パーキング」が水没するなどの被害がありました。

これを受け、周辺の月決め駐車場が不足し、支援を求める声が多く市に寄せられたとして、市は2日、管理する2つの駐車場を臨時で貸し出すことを明らかにしました。

貸し出すのは、「四日市市文化会館第3駐車場」と「市営本町駐車場」の一部で、今回の浸水被害で自宅の駐車場や月極め駐車場が利用できなくなった人が対象だということです。

森智広市長は「相当歩かないと駐車場にたどり着かない状況が生まれている。支援の思いも込めて相場より低水準の月極め料金になっているので被災された人への支援につながっていくのではないか」と話しています。

申し込みは、2日から12月11日までで、専用の申し込みサイトや市役所の窓口で受け付けています。