
名鉄バスセンターの移転先 錦通・広小路通などに仮設バス停18か所設置して運営 2026年4月から新施設開業までの約7年間

12.01(月)19:03
名古屋鉄道は、2026年3月31日で営業終了する名鉄バスセンターの移転先について発表しました。
2026年4月1日から、錦通・広小路通などの名古屋駅東側周辺の道路上に仮設バス停が、ミヤコ地下街内に仮設窓口が設置されます。
仮設バス停は乗車用9か所、降車用9か所。現在バスセンターを発着している高速バス・路線バスが対象となります。運行本数や各路線のダイヤ、窓口の営業時間などの詳細については、現在調整を進めている段階で、決まり次第発表するということです。

地上の道路上にバス停が設置されることで渋滞への懸念もありますが、名鉄は「名古屋市や愛知県警察と協議し、安全対策と渋滞回避に努めていく」としています。
名古屋駅地区再開発計画による新バスターミナルは2033年度の開業を予定していて、仮設バス停での運営は約7年間続く見込みです。
1967年開業した現在の名鉄バスセンターは、2024年度には104系統のバスが乗り入れ、1日あたり出発と到着でそれぞれ約500台のバスが往来。年間約325万人が利用しました。
名鉄百貨店メンズ館3・4階にある現施設から地上への移転となり、利用者の動線が大きく変わることになりそうです。





