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小学校で理科の実験中に誤った指示で児童がやけど 湯せんすべきところを直接コンロで加熱・・・エタノールに引火 児童は手術に向け入院 名古屋市

05.30(金)19:12
28日、名古屋市の小学校で理科の実験中に教師が誤った指示をしたためエタノールが引火し、児童1人がやけどをしました。児童は現在入院しているということです。
名古屋市教育委員会によりますと、28日、小学校の理科の授業で、葉にデンプンがあるか調べる実験を行っていたところ、エタノールに引火し、児童が腕にやけどを負いました。
実験では、本来、エタノールを入れた試験管を湯せんで温めるべきところ、教員が、試験管をビーカーに入れて直接コンロで加熱するよう誤った指示をしたため、エタノールに引火したということです。
学校は児童の腕を流水で冷やしましたが、救急車は呼んでおらず、保護者が病院に連れて行ったところ、やけどの程度が重く、手術に向けて入院しています。
教員は、前日に行った別のクラスの実験では、正しい方法で指導していましたが、温めるのに時間がかかってしまうと思い、28日は誤った方法で行ったということです。