原材料費の値上げを過去の販売分に遡って支払わせたとして、愛知県の自動車部品メーカーに対し再発防止が勧告されました。
公正取引委員会が再発防止の勧告を行ったのは、大府市の自動車部品メーカー、松尾製作所です。
公正取引委員会によりますと松尾製作所は、おととしから去年までに2回、下請け業者に対して販売する鉄や銅などの原材料の価格を引き上げましたが、この際、既に販売済みだった原材料についても、遡って値上げ対象とし、約4500万円を支払わせ下請法に違反したということです。
松尾製作所は下請け業者から部品として買い取る際に、「値上げ相当分を支払う予定だった」としています。
原材料費を遡って値上げしたことへの勧告は、全国初だということです。
また松尾製作所が下請け業者12社に対し、無償で金型を保管させていたことについても、保管費用を支払うよう勧告したということです。


