京都・南丹市の男子児童の死体遺棄事件。逮捕された父親が「首を絞めつけて殺した」という趣旨の話をしていることが捜査関係者への取材で分かりました。

「結希さん遺体が見つかってから4日が経ちました。張られた規制線はとかれ、警察車両はいなくなっています」(記者)
安達結希さんの遺体がみつかった山林へ続く、道の手前に新たに設置された献花台。花や菓子などが置かれていました。
「小学校・中学校・高校・大学と、楽しい人生が待っている人間の将来を奪ったことに対して本当にいたたまれない気持ち。『安らかに』という気持ちしか思えない」(献花台を設置した男性)
山林の所有者でもある男性に許可を得て、奥へ進んでみると――
「このあたりからは向こう側が見えない、視界は悪くなってきています」(記者)
山林の所有者によりますと、この場所には、普段は山の散策におとずれる人や、農耕車両の出入りがある程度だということです。
この場所などに結希さんの遺体を遺棄したとして、逮捕された父親の安達優季容疑者(37)。
警察が安達容疑者のスマートフォンを解析して得られた位置情報の履歴などから、結希さんの捜索範囲を絞り込み、遺体や結希さんのものとみられる靴を発見していたことが分かりました。
容疑を認めているという安達容疑者。
捜査関係者によりますと、逮捕前に殺害についても認める話をしていたことがわかっていましたが、新たに「首をしめつけて殺した」という趣旨の内容だったことがわかりました。
結希さんの死因については特定できておらず、警察は慎重に裏付け捜査を進めています。
容疑者逮捕も地元の人たちの気持ちは複雑

山に囲まれ、田園風景が広がる地域を揺るがした今回の事件。
3月末以降、結希さんの所持品が相次いで見つかり、捜索活動の進展にも注目が集まりました。
そして、行方不明事案は「死体遺棄事件」へと大きく局面が変わります。
無事に戻ってくることを願っていた地元の人たちの心は、そのたびに、大きく揺さぶられました。
「まさか全国的なニュースになる事件とは思っていなかったので、町内に住んで30年くらいになるが驚いている」(地元の人)
「ほんま無念な気持ちです。私も孫が9人いるけど、かわいそうというよりもショックが大きかった」(地元の人)
容疑者が逮捕された今もなお、地元の人たちの気持ちは複雑です。
「こんな静かな町でこんなことが起きたから、変な意味で有名になって嫌な気持ち」(地元の人)


