岐阜市の金華山の頂上にある岐阜城。
記者:「午前9時半の開門を前に大勢の方々が並んでいます」
観光客:「宮崎県から来た。見ておかなくちゃと思って」
岐阜城は耐震化工事のため、5月19日~2027年10月下旬まで休館に。その前に内部や眺めを一目見ようと多くの観光客らが詰めかけているのです。

岐阜城は近年、入場者数が年間30万人超えの岐阜市随一の観光スポット。
現在放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」の影響もあり、今年の入場者数は去年を上回る勢いでしたが、工事のため休館せざるを得なくなったのです。

お城周辺の観光施設に休館の影響について聞くと…。
ぎふ金華山ロープウェー 若原賢治さん:
「歴史観光という面では、大きなダメージかと思う。4割くらい来場客が減る。厳しい予想をしている」
金華山のロープウェーやリス村、展望レストランなどを運営するこの企業。お城の休館によって4割ほど観光客が減少するとみています。
そこで考えた対策は…。
ぎふ金華山ロープウェー 若原賢治さん:
「今年度は歴史観光ではなく夜景観光。展望台からの270度ある夜景を観光のキーとして来場していただく」
展望レストランの屋上からの夜景を観光の目玉に掲げて客を誘いこむ戦略です。
ロープウェーのナイター営業日を去年より大幅に増やすほか、カラフルな照明を活用したイベントを多く開催。そして、ビアガーデンの期間を延長する予定です。
さらに。
ぎふ金華山ロープウェー 若原賢治さん:
「工事中の岐阜城を見られるのは逆にチャンスなので、SNSを活用して発信し、興味を持って来場していただく」

金華山のふもと市営公園の中にある商業施設、テイクアウトの飲食店にお城の休館の影響について聞いてみると。
農家の台所 きさら 加藤成一さん:
「(城を)工事するにあたって、客は減るので、(行政には)企画とかイベントとか楽しめる催しをやってもらうことを期待したい」


