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「サイレンの音がうるさかったので…」緊急走行中の救急車に“財布投げつけ” 名古屋市の男を逮捕 病院への到着遅れる

10.14(火)16:14
13日、名古屋市中村区で緊急走行中の救急車に財布を投げつけ、救急隊員の業務を妨害したとして20歳の無職の男が逮捕されました。
公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕されたのは、中区に住む無職・藤田竜馬容疑者(20)です。
警察によりますと藤田容疑者は13日、午後9時10分ごろ、中村区で緊急走行中の救急車に財布を投げつけ、救急隊員の職務を妨害した疑いがもたれています。
救急隊員が走行中、異音に気づき停車し救急車を降りたところ、藤田容疑者が大声を出しながら近づいてきたため110番通報し、駆けつけた警察官が現行犯逮捕しました。
藤田容疑者は警察の調べに対し容疑を認め、「サイレンの音がうるさかったので財布を投げた」などと話しているということです。
搬送中だった20代の女性患者は、別の救急車で約15分遅れで病院に到着しましたが、健康上の問題はないということです。
事件を受けて伊藤一義 名古屋市消防局長は「傷病者の搬送を行う救急隊への妨害行為は絶対に許すことができません。今後は警察機関と協力し、厳正に対応してまいります」とコメントしています。