国内のプロ卓球リーグ「Tリーグ」で初優勝を目指す地元名古屋のチーム「トップおとめピンポンズ名古屋」を取材しました。
世界トップレベルの礎「Tリーグ」とは

近年、卓球王国中国最大のライバルとして、世界トップレベルへと成長を遂げた日本卓球界。その成長の礎となっているのが、日本プロ卓球リーグ『Tリーグ』。

2018年に国内レベルの底上げを目的として開幕し、現在男女各6チームが参戦しています。

レギュラーシーズン全150試合が行われ、男女上位3チームがプレーオフに進出。セミファイナル、ファイナルを勝利したチームが優勝を手にします。
名古屋の『トップおとめピンポンズ名古屋』 9年目の挑戦

実はここ名古屋にもTリーグに参戦しているチームがあります。それが『トップおとめピンポンズ名古屋』。リーグ開幕初年度から参戦し、今季で9年目の女子チーム。過去最高成績は2022-23シーズンのレギュラーシーズン2位です。

日本代表経験もある、世界ランク30位のエース木原美悠選手をはじめ、9人の選手が所属しています。新シーズンの開幕へ、キャプテンの南波侑里香選手に聞きました。

南波侑里香選手:
「昨シーズン私たちのチームは4位だったのでひとつ上の目標として、まずは3位以上。最終的には3位になった上にセミファイナルとファイナルがあるので最終的には優勝につなげていけたらいいなと思って、スタートダッシュが全員で切れるように頑張っていきたいなと思っています」

Tリーグには開幕初年度、当時14歳から参戦している木原選手は、リーグでのレベルアップを実感していました。
木原美悠選手:
「いろんなプレースタイルがあり、海外からも来てくれるので、そこでいろいろ試せる、強くさせてくれた存在だと感じています。自分の出番が回ってきた時は絶対勝ってチームの勝利に貢献したいと思いますし、自分がもっと成長できるようにもっと強い自分をつくれるように、まずは3位に入ってセミファイナルに出場して、そしてセミファイナル勝ってファイナルで勝利できるように頑張りたいです」
Tリーグ初の海外開幕戦(台湾)で歴史的勝利

悲願の初優勝へ、新シーズンがついに開幕。今シーズンの開幕戦はTリーグ初となる海外開催。開催地は男女ともに世界ランクTOP5に名を連ねる卓球強国・台湾。Tリーグのレベルの高さを世界へとアピールする格好の舞台となりました。

会場は5000人を超える大観衆。相手は日本のエース張本美和選手を擁する昨シーズンの覇者・木下アビエル神奈川。第1マッチはダブルスです。

キャプテン南波選手と長尾選手ペアは息の合ったコンビネーションで試合を優位に進めると、見事ストレート勝ちで大事な初戦をモノにします。

第2マッチ・シングルスでは所属5年目の木村選手がエース張本選手と対戦。1ゲームを奪う健闘を見せますが、世界ランク3位の壁は高く、マッチカウント1対1に。

第3マッチはエース木原選手が登場。まずはボールに回転をかけ相手のミスを誘うと、今度は強烈なフォアハンドで相手を圧倒。エースの勝利でトップ名古屋が王手をかけます。

第4マッチを任されたのは変幻自在のカットマン小塩選手。強烈な回転をかけるプレーで相手を封じると、勢いそのままにストレート勝ち。

昨シーズンのチャンピオンを倒し、Tリーグ初となる海外での開幕戦を制す歴史的勝利をあげました。

木原選手:
「開幕戦で木下アビエル神奈川に勝てたことはすごくうれしいと思っています。ベンチにいる選手も試合している選手と同じくらい熱くなって頑張りたい」

さらに8月2日の試合でも勝利し、開幕戦から連勝を飾ったトップ名古屋は単独首位に立つ最高のスタートダッシュを切りました。リベンジに燃える今シーズン、悲願の初優勝へ駆け上がれ!


