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自衛隊機墜落 捜索で「搭乗員と思われる体の一部」発見 愛知

05.17(土)07:32
愛知県犬山市の入鹿池に自衛隊機が墜落した事故で16日、搭乗員と思われる体の一部が発見されました。
「本日の捜索活動において搭乗員と思われる体の一部を発見および収容し航空自衛隊の小牧基地に搬送いたしました」(中谷元防衛大臣)
16日臨時会見を行った中谷防衛大臣はこう述べ、身元の特定については「損傷が激しく確認作業を続けている」としています。
今回墜落した航空自衛隊の「T4」練習機には、宮崎県の新田原基地に所属する井岡拓路1等空尉(31)と網谷奨太2等空尉(29)が乗っていました。
航空自衛隊によりますと墜落した機体は離陸後1分程度安定した飛行をしたものの、高度約1400メートルから急激に高度を下げ墜落しています。
現場の入鹿池では連日昼夜を問わず捜索活動が続けられていて、16日はのべ600人態勢に規模を拡大し池全域の捜索が行われました。
これまでにエンジンや座席の一部とみられるものが見つかっていますが、17日は雨の影響で水中の濁りが増し、捜索の難航が予想されています。