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悪天候の中 捜索“機体の一部”発見 航空自衛隊練習機 墜落事故 周辺の博物館などに影響 愛知・犬山市 入鹿池

05.17(土)17:42
航空自衛隊の練習機が愛知県犬山市の入鹿池に墜落した事故で、悪天候の中、17日も捜索が行われ機体の一部とみられる部品が見つかりました。
周辺の博物館などではこの事故による影響が出ています。
■矢﨑理絵 記者
「雨の中、活動が行われている」
防衛省によりますとこの事故は14日、2人の搭乗員が乗った練習機T-4が愛知県の小牧基地を離陸した直後、犬山市の入鹿池に墜落したもので、事故から4日目となる17日も自衛隊らが安否不明の2人の捜索を行っています。
16日搭乗員とみられる体の一部が発見された付近で集中的に捜索が行われていて、機体の部品とみられるものが見つかったということです。
また、周辺の貸しボート店は自衛隊の要請に応じ休業しています。
■入鹿池貸ボート組合 中村直人組合長
「5月21日の水曜日まで営業を控えてもらいたいという要請をいただいた。」
入鹿池に隣接する「博物館明治村」でも事故翌日から休村が続いていますが知らずに訪れる観光客の姿がありました。
■名古屋からの観光客
「知らずに来てしまいました。今日はもう帰ります。」
防衛省などは見つかった体の一部の身元確認を急ぐとともに練習機が墜落した原因を調べています。