施設の老朽化に伴い改修工事を行う、愛知県犬山市の「日本モンキーセンター」。10月19日の休園を前に、15日に園内を訪れました。
【写真を見る】日本モンキーセンターにある「標本庫」 4000頭以上の骨や剥製を保管 一体なんのため?「成長や老化・病気の研究に」 愛知・犬山市
(日本モンキーセンター 学術部 新宅勇太さん)
「ニホンザルの中でも、屋久島で暮らしているヤクシマザルを飼育している」
開園当初から飼育されている「ヤクシマザル」。現在は約110頭が飼育されていて、毎年冬にはたき火にあたって焼き芋を食べる姿が風物詩となっています。
1頭1頭に名前を付け、顔の特徴などで判別しているということですが…
(飼育員 堀川晴喜さん)
Q.見分けるのも難しいのでは?
「最初は大変だったが、今ではすぐに顔を見るだけで見分けることができます。顔と名前をすべて覚えています」
約110頭の名前と顔を把握し健康管理
約110頭すべての名前と顔を把握しているという、飼育員歴5年の堀川さん。
(飼育員 堀川晴喜さん)
Q.上に登ろうとしているサルの名前は?
「あれはタペヤラといいます」
Q.2頭一緒にいる右側の子は?
「ダンゴですね」
(松本道弥アナウンサー)
「合っているかどうかを判断するのも難しいですね」
(日本モンキーセンター 学術部 新宅勇太さん)
「飼育員はそれができないと仕事にならないので。日々の健康管理とか誰が調子が悪いかとか、そこは全幅の信頼で…」
今回の改修工事に伴う休園については…
(飼育員 堀川晴喜さん)
「お客さんに足を運んで見てもらえないのは、少しさみしい。(休園中も)基本的な仕事はサルの世話なので変わらないが、SNSでサルたちの写真や動画をアップして発信して、モンキーセンターを休園の間も忘れられないように努める」
「標本庫」に高く積まれた段ボールの正体は?
続いて、訪れたのは…
(日本モンキーセンター 学術部 新宅勇太さん)
「一般のお客さんは入ることができないエリア」
今回特別に案内してもらったのは、バックヤードにある「標本庫」。
(日本モンキーセンター 学術部 新宅勇太さん)
Q.段ボールが天井まで積まれているが?
「この箱はすべて、骨格標本が入っている箱」
研究施設でもあるモンキーセンター。70年にわたり飼育されてきた4000頭以上のサルの骨や剥製が保管され、研究に生かされてきました。
(日本モンキーセンター 学術部 新宅勇太さん)
「成長や老化の研究ができたり、病気の研究ができる。いま生きている子たちをどう飼うのが適正かということにもつながってくる」
手狭となってきた標本庫も休園中に改修され、研究により適した環境が整えられる予定です。
(日本モンキーセンター 学術部 新宅勇太さん)
Q.休園にはなるが記録は続けなくてはいけない?
「動物の飼育は続きますし、そういった中では絶対に続けていかなくてはならない仕事」


