
ドラゴンズ4連勝! 流れを呼んだ細川成也選手の逆転3ラン 矢野燿大さん「“点”だった打線が“線”に」

ドラゴンズの成績は7月14日までの直近5試合で4勝1敗。前週の1勝5敗から一転、4連勝と好調です。この4連勝の要因をドラゴンズOBの矢野燿大さんに聞きました。

Q.好調の要因は?
「僕の中では9日の巨人戦の細川成也選手の逆転スリーランが大きかった。この前日の試合、金丸夢斗投手があと一歩で初勝利のところでサヨナラ負け。松山晋也選手の代わりに清水達也選手が抑えで出て、勝てるかなというところの逆転負け。無茶苦茶流れが悪かった」
「9日の試合も、もう駄目かなというところからのスリーランですから。これがなかったら、このあとの連勝が負けに変わったぐらい、大きく流れを変えたと思う。しかも巨人のライデル・マルティネス投手から打っているから、このスリーランの価値は高いですよね」
ボスラー選手も状態が上がっている

さらに、細川選手と合わせてボスラー選手も好調です。2人の直近5試合の成績をまとめました。
まずは細川選手、ここ5試合で打率4割2分1厘、打点6、ホームラン2本。そしてボスラー選手は打率3割3分3厘、打点2、ホームラン1本。13日もサヨナラタイムリーを放ちました。
Q.2人の成績について思うことは?
「ボスラー選手は特に左ピッチャーになかなかスタメンで使ってもらえなかったり、右ピッチャーでも使ってもらえない場面があったが、今のボスラー選手は状態が上がってきている。中軸バッターをやれるような状態に上がってきている」
「細川選手も状態がよくなっている。ボスラー選手もよくなっているというところで、今まで“点”だった打線が“線”になりかけている。この2人だけじゃなくて、下位打線の山本泰寛選手や石伊雄太選手らもいい場面で打てるようになっているので、全体で打線としてドラゴンズが攻撃できている。それがいい流れに持ってきていられると感じます」
(2025年7月15日放送メ~テレ『ドデスカ!』より)