静岡県の鈴木知事が7日、リニア中央新幹線の静岡工区の着工を正式に容認したのを受け、愛知県の大村知事はJR東海に対し、東京‐名古屋間の開業時期を速やかに示すよう求めました。
リニア中央新幹線をめぐってはJR東海が当初、品川‐名古屋間の2027年の開業を目標に掲げていましたが、静岡県が環境対策などを理由に反対し、静岡工区の工事に着手できていませんでした。
JR東海による地元住民への説明が完了したことなどから、静岡県の鈴木知事は、7日に開かれた県議会の全員協議会で正式に「静岡工区の着工容認」を表明しました。
これをうけ、愛知県の大村知事はコメントを出し、リニア中央新幹線は国家的プロジェクトであり、品川‐名古屋間の早期開業は日本全体にとって大きな意義があるとして、「JR東海には、静岡工区の早期着工とあわせて、東京‐名古屋間の開業時期を速やかに明示するよう強く要請する。」としています。
リニア中央新幹線が開通すれば、東京から名古屋までは40分で、大阪までは1時間ほどで移動が可能になります。
JR東海は、静岡工区をめぐり着工から工事完了までに少なくとも10年はかかる見通しだとしています。


