小学生の死者数が4月以降に増加…春は特に“下校時刻の交通事故”に要注意 ドライバーが知っておくべき子供の特性

 外出する機会が増える春に注意したい交通事故。特に、小学生の交通事故は4月以降に増加します。日本事故防止推進機構の上西一美さんに、春に事故が増加する理由と対策について話を聞きました。

■注意すべきは“下校中” ワンボックス等はより死角が多く

 上西さんは、春に事故が増加する理由について、下記のような点をあげました。 ・新生活スタートで、通勤や通学など人の流れが変わる ・不慣れな道路を走行し、ナビなどを使いながらのながら運転をしてしまう ・陽気がよくなり、自転車で出かける人が増える

 また、特に子供は注意が必要だといいます。小さな子供がいる家庭や、ドライバー側も当事者にならないために、注意すべき点を聞きました。 上西さん: 「一番の原因は新学期が始まること。単独で動くことが多くなる。小学生の低学年に事故が多いことと、毎年4月から6月にかけては、全国的に子供の事故が多くなる季節といわれている。通学の時間帯でも、圧倒的に放課後の方が多くなる」  小学生の通行目的別の死亡・重傷事故の割合をみてみると、遊んでいる時よりも、個別での帰宅となる下校中の事故が多くなっています。

 小さな子供は車の死角に入りやすい上、最近はワンボックスや四駆など車高が高い車が多いため死角が多くなっていることがあり、特に注意が必要だということです。

■大人は150度 子供は90度 注意すべき『子供の視野』

 さらに、大人とは異なる特性も事故の原因になるといいます。子供は衝動的に行動してしまうこと、夢中になると周りが見えなくなることがあることに注意が必要です。

上西さん: 「一点に集中しがちというか、目先のものにとらわれてしまって、飛び出しによる事故がドライブレコーダーの映像を見ていても顕著」  上西さんによると、車を運転する大人もぜひ知っておくべき事があるといいます。それが『子供の視野』についてです。

 大人は「150度」くらいまで見えると言われています。しかし、6歳から7歳くらいの子供は「90度」くらいとされていて、視界の端で車を認識できていないことも理由だといいます。

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