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名古屋駅近くで軽乗用車が歩行者3人はねる事故 女性1人が死亡 容疑者は「人にぶつかっていない」

10.15(水)18:57
10月15日朝、名古屋駅近くの交差点で、軽乗用車が歩行者3人をはねる事故があり、女性1人が死亡しました。警察は運転していた70代の男を逮捕して、事故の原因を詳しく調べています。
記者:
「車はこちらの名鉄バスセンターの出入口から出てきて、次々と歩行者をはねたとみられています」
10月15日午前7時40分ごろ、名古屋駅近くの中村区の「下広井町」交差点で、軽乗用車が青信号で横断歩道を渡っていたとみられる歩行者3人をはねました。3人は病院に運ばれましたが、稲沢市の会社員、田中幸子さんが頭など強く打って、約2時間後に死亡しました。また、北名古屋市の男性と清須市の女性は、腰や首の骨などを折って重傷です。
この事故で警察は軽乗用車を運転していた、名古屋市北区の職業不詳、鳴海洋容疑者(71)を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。鳴海容疑者にけがはありませんでした。調べに対し鳴海容疑者は、「人にぶつかっていない」と容疑を否認していますが、「人以外の何かにぶつかった」とも話しているということです。
事故現場は名古屋駅から南に700メートルほど離れた、朝や夕方の時間帯は通勤や通学で多くの人が行き交う場所です。警察は事故当時の状況を詳しく調べています。