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「もう2度と父の姿を見ることも、声を聞くことも…」戦後80年 戦没者追悼式で遺族らが平和を願う

08.15(金)18:57
終戦から80年を迎えた8月15日、名古屋市内では戦没者の追悼式が行われました。追悼式には遺族ら約700人が参列し、正午からの1分間、戦没者の冥福を祈り黙とうを捧げました。
戦後80年の節目の年に遺族を代表して追悼の辞を述べたのは、愛知県春日井市に住む片山厚子さん、80歳です。父親は厚子さんが生まれる前に出征し、そのまま帰らぬ人となりました。厚子さんが生まれたことすら知らせることができなかったといいます。
片山厚子さん:
「もう2度と父の姿を見ることも、声を聞くこともかないません。そんな悲しい戦争はあってはなりません」
※片山さんの「片」は正式には旧字体(下がT)