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部員への体罰を黙認 東邦高校サッカー部監督 無期限指導停止 名古屋・名東区

09.30(火)12:03
名古屋市名東区の東邦高校の男子サッカー部で部員に対して体罰が行われたにもかかわらず黙認したとして、監督である男性教諭が無期限の指導停止処分となったことが分かりました。
東邦高校によりますと、今年5月、サッカー部員が下宿しているアパートで、食事の手配などをしていた男性が、集合時間に遅刻するなどした部員を指導する際に「大人をなめるなよ」などと言い足を蹴ったり髪の毛を引っ張ったりしたということです。
また男性は一緒にいた他の部員2人に対しても頭を叩くなどの行為を行いましたが、その場にいた監督の男性教諭は制止しなかったということです。
保護者からの連絡で学校は今回の事案を把握し、調査の結果、一連の行為は体罰であると認定し、男性教諭は、サッカー部に対して無期限の指導停止処分となりました。
体罰を受けた3人は、すでに転校していたり転校の手続きを行っていたりするということです。
学校側の聞き取りに対して男性教諭は「体罰を止められなかったことは反省している」などと話しているということです。
野﨑久美子教頭は「下宿先について今後は学校管理職が安全面を確認することを徹底する」とコメントしています。
東邦高校の男子サッカー部は2023年と2024年のインターハイに出場している強豪校です。