世界中から観光客や関係者が集まるアジア大会。夜の名古屋も安全に楽しんでもらおうと、警察が大規模な「浄化作戦」に乗り出しました。 9月の開幕が迫り、聖火リレーもスタートしたアジア大会。大会期間中は名古屋市役所と愛知県庁もライトアップされ、日本中、世界中から集まる観客に“夜の名古屋”も楽しんでもらう狙いです。 名古屋を代表する歓楽街といえば「錦三」ですが。記者が歩いてみると…。 客引き: 「探してますね?僕、栄一優しいキャッチでやっています。3万円あれば余裕で収まります。僕からの紹介だと、どこまでも頑張っちゃう」 客引きの男性が声をかけてきて、キャバクラ店の値段の交渉ができると、10分ほど勧誘が続きました。 客引き: 「怒られるの覚悟で、どこまでも(値下げを)頑張っちゃいます」 錦三地区でのこうした客引きは県の条例で禁止されていますが、なかなかなくならず、中にはいわゆる“ぼったくり”の店に客を引き込む、悪質なケースもあるとみられています。 愛知県警風俗環境浄化対策室の松井龍也室長: 「アジア大会に向けて、国内外から人が増えることが見込まれますので、安心して過ごすことができる歓楽街を目指していきたいと思います」 愛知県警は8月25日、市と協力しておよそ110人態勢の大規模な取り締まり「栄地区浄化作戦」に乗り出しました。 歩道にはみ出し、通行の妨げにもなっている違法な看板を片付けるよう注意。警察官たちは夜の錦三のパトロールを続けます。そして…。 (リポート) 「午後8時過ぎです、客待ちをしていたとみられる男が、警察官に連行されていきました」 一気に緊張感が高まったのが午後8時ごろ。警察官に囲まれた客引きたちが、うつむいたまま次々と警察車両に乗せられていきました。 今回の浄化作戦では、条例で禁じられた「客待ち行為」をしていた9人に対して、再発防止命令が出されました。 警察は、夜も安全に楽しめる名古屋をアジアにアピールするため、引き続き取り締まりを強化する方針です。


