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年末年始も“ストーブ火災”に注意 名古屋で住宅と倉庫2棟全焼の火事 「電気ストーブ前にバスタオル干していた…」
12.25(水)19:02
年末年始、火事に注意が必要です。
25日、名古屋駅近くの住宅街で起きた火事は「電気ストーブの前に、バスタオルを干していて火が出た」ということです。
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消防によりますと25日正午過ぎ、中村区日ノ宮町の木造2階建ての住宅で「火と煙が見える」と消防に通報がありました。
消防車など24台が出動し、火は1時間ほどでほぼ消し止められましたが、隣接する倉庫を含め2棟が全焼しました。
この火事で、火元の部屋に住む夫婦のうち、76歳の女性がのどにやけどをして病院に搬送されましたが軽傷だということです。夫は外出中で無事でした。
女性は「電気ストーブの前にバスタオルを干していた。目を離した隙に火が上がっていた」と話しているということです。
NITE(ナイト)=製品評価技術基盤機構が行った火災実験では、室内で干していた洗濯物がストーブの上に落ちてしまうと…炎が。
また、寝ているときに布団がストーブに接触してしまうと…引火して炎が。灯油タンクのフタが、しっかり閉まっていないと灯油が吹きこぼれて…火の手が。
NITEによると、石油ストーブや電気ストーブを使う際に点検不足や不注意によって、火事や低温やけどになる事故が去年までの5年間で511件報告されています。