気象庁は北アルプスの火山「焼岳」について、29日午後4時に「噴火警戒レベル2 火口周辺規制」を継続すると発表しました。想定火口域から概ね1kmの範囲では、大きな噴石に警戒するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、焼岳では、25日から山頂付近を震源とする火山性地震が、平時より多い状態で推移しています。
火山性地震の1日あたりの回数は、速報値で、26日37回、27日22回、28日10回、29日は午後3時までに0回です。山頂付近の噴煙の状況等に特段の変化は認められていません。
GPS連続観測では、山頂付近で緩やかな膨張を示すと考えられる変化が続いています。
焼岳では火山活動が高まっていて、想定火口域から概ね1kmの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があるということで、想定火口域から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
これを受けて、地元の高山市と松本市は、焼岳への登山を禁止し、規制区域内には絶対に立ち入らないよう呼びかけています。
気象庁による、次の火山の状況に関する情報は、30日午後4時頃に発表の予定だと言うことです。火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせするとしています。


