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抜け落ちた屋根、ただよう焦げ臭さ… 名古屋・港区のリサイクル工場火災、15時間経っても鎮火せず

11.24(月)16:09
名古屋市港区で24日未明に発生した工場火災。鉄くずなど300トンが焼け、午後になっても消火活動が続けられています。
警察と消防によりますと、24日午前1時前、港区昭和町にある工場から「火が出ている」と、警備会社から消防に通報がありました。
自動車やプラスチックをリサイクルする工場で、これまでに工場に積まれていた鉄くずやプラスチック、段ボールなど少なくとも約300トンが焼けました。
「火災発生から約8時間が経過した現場です。今も建物の奥では炎が見え、消防による消火活動が行われています。煙も上がり続け、周辺には焦げ臭いにおいが漂っています」(記者)
現場は、名古屋高速の船見出入口から北西に約1km離れた、工場などが集まる場所です。
近所に住む人は――。
「においがいつもと違って、ガソリンぽい。よく見ると“もや”がかかった感じで、ひょっとしたら、これは煙かもしれないと思って、室内ににおいが入ると困るから、すぐに窓を閉めた」(近所に住む人)
消防によりますと、出火から約15時間が経った午後3時過ぎも工場内部からの火がまだ消し切れておらず、消火のめどは立っていません。
この火事によるけが人や逃げ遅れた人はいないということです。





