子供達の作業を待つ心遣いも…佳子さまが全国都市緑化祭の記念式典にご出席「清流の国・岐阜の一端に触れ嬉しく思います」

　岐阜県を訪問中の秋篠宮家の次女、佳子さまは、2日目の2025年5月21日、可児市で行われた、緑豊かなまちづくりを目指す「全国都市緑化祭」の記念式典にご出席され、緑化事業に貢献した人達を拍手で祝福されました。

■佳子さま「全国都市緑化祭」の記念式典で岐阜の美しさにも触れる

佳子さま： 「花や緑は私たちに潤いや安らぎをもたらしてくれます。このかけがえのない花や緑を皆さまがいつくしみ守り育てていることは、誠に意義深いことと思います」

「山を背景に流れる川と若葉が瑞々しく広がる情景に目を奪われ、『清流の国・岐阜』の一端に触れることができ、うれしく思います」と、岐阜の美しさについても触れられました。

■子供たちにやさしく声をかけられるご様子も

　式典後には、本巣市「根尾谷淡墨桜」の苗木の植樹が行われました。第26代継体天皇が植えられたと伝わる、国指定の天然記念物です。

植樹の最中には、少し緊張した面持ちの子供たちに、笑顔を向けながらやさしく声をかけられる様子が。手本を見せた後、子供たちがスコップですくうのを待ってから、一緒に土をかける心遣いもみせられました。

■高校生が手掛けた庭園の説明を受け感想を伝える

　その後は、コンクールで入賞した、高校生が手掛けた庭園をご覧になった佳子さま。

岐阜城を背景にした鵜飼を表現していると説明を受け、「きのう泊まったホテルからも見えましたよ。岐阜の魅力を詰めこんだ作品ですごいですね」などと感想を伝え、制作方法などについても興味を持たれていたといいます。 午後からは、花や植物を扱う知識を学ぶ県立の専門学校を視察。

アジサイなど9種類の花でフラワーアレンジメントを学生らとともに楽しまれ、花と自然でいっぱいの2日間を終えて、東京へと戻られました。