必要のない銅製品を発注し会社に多額の損害を与えたとして、愛知県春日井市の変圧器メーカー「愛知電機」の元社員が逮捕されました。
背任の疑いで逮捕されたのは春日井市に本社を置く中部電力グループの変圧器メーカー「愛知電機」の元社員・山口慎介容疑者(50)です。警察によりますと山口容疑者は2024年、愛知電機の社員として電力資材などの購買業務を担当し、取引先の商社に業務上必要のない銅製品を発注したうえ、納入せずに自ら受け取り、愛知電機に約840万円の損害を与えた疑いが持たれています。
山口容疑者は、受け取った銅製品を金属販売業者に売って、198万円の利益を得ていたとみられています。調べに対し、山口容疑者は「逮捕事実に間違いありません」と容疑を認めています。
2024年9月、取引先の商社から見積書が届くも、その発注が取り消されていることが判明し、不審に思った愛知電機が社内調査や取引先の商社に聞き取りを行い、事件が発覚しました。山口容疑者は2024年7月から「体調不良」を理由に欠勤していて、2025年6月に懲戒解雇されました。
また、山口容疑者は2011年ごろから取引先の商社に発注した銅製品の代金を別の商品の価格に上乗せすることで、愛知電機に損害を与えていたとみられていて、警察が余罪などを詳しく調べています。


